2026年2歳馬特別募集
202406-1
エンパイアブルー' 24
募集中
美浦
厩舎予定
1歳 鹿毛 2024.04.21生 新ひだか産
父:エフフォーリア 母:エンパイアブルー (母の父:エンパイアメーカー)
販売総額 3,800万円 / 総口数 2000口
一口価格 19,000円
血統診断
年度代表馬に2度選出されたアーモンドアイの初年度産駒アロンズロッドは現段階(2月7日時点)では3戦して4着→2着→3着と勝ち切れない競馬が続いています。広尾サラブレッド俱楽部が所有する繁殖牝馬エンパイアブルーの産駒ブルータスも6戦して2着が4回と勝ち切れない状態が続いています。以前から記しているとおり、エンパイアブルーアーモンドアイは良く似た血統構成が施されていますし、エピファネイアリオンディーズも兄弟ですのでアロンズロッドブルータスはとても良く似た配合です。本馬の場合は父がエピファネイア産駒のエフフォーリアになりますから引き続きアロンズロッドに似た配合となるわけですが、元々、Best in Showの牝系はスタミナに富んだ側面があり、アーモンドアイロードカナロア産駒ながら東京2400mで圧勝するほどでした。アロンズロッドブルータスが勝ち味に遅いのはスタミナに寄っているからなのかもしれないです。きっかけさえ掴めば中距離~長距離路線で大活躍する可能性はあると思います。

本馬の場合はサンデーサイレンスが3本入る配合というのが特徴です。サンデーサイレンスが3本入ることで緊張感のある配合になり、スタミナに富んだ牝系に刺激がもたらされています。サンデーサイレンスのインブリードで大切なのは、どのサンデーサイレンス産駒同士を掛け合わせるかです。理想的なのは「似た配合を持っているサンデーサイレンス同士を使ったサンデーサイレンスのインブリード」です。例えば、スペシャルウィークハーツクライは共に「サンデーサイレンス+米血+Hyperion」で作られていますから似た者同士のサンデーサイレンス産駒です。エフフォーリアサンデーサイレンスの4×3ですが、スペシャルウィークハーツクライを介した理想的なサンデーサイレンスのインブリード馬になっています。

本馬の場合は更に似た者同士のサンデーサイレンス産駒レフィナーダ(サンデーサイレンス+米血+Hyperion)が入り、サンデーサイレンス5・4×3という配合が施されています。スペシャルウィークハーツクライレフィナーダの4・3×2と記してもよい配合で、刺激が強めの配合ですがハマった時の爆発力は凄いと思いますし、サンデーサイレンスのインブリードの発展形としても期待が持てます。
プラスビタールスピード遺伝子検査